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育児・子育て中でのイライラから来る自己嫌悪!上手く切り抜けた対処法とは?

妊娠・子育て

育児・子育てをしていると、周りの人からいろんな言葉をもらいます。

その言葉に助けられることもあれば、反対に、不安に陥ってしまう場合もあります。

「自分なりに考えて、ちゃんとやっているのに・・」

出産では想像した以上に、体力や気力を使い果たしたかと思いきや、その後、睡眠時間もほとんど無く、育児・子育てが束の間もなく始まります。

もちろん、我が子はかわいいです。
本当にかわいいですね。

だからこそ、もっと笑顔でちゃんと接してあげたいんだけど、なかなか上手くいかないんですね。

そんな日々、葛藤している中で、周りの人からのさりげない一言や、世間では‘できて当たり前’のことを目の当たりにして、ついつい、陥ってしまう自己嫌悪のスパイラル!

ここで、私が実際に経験した自己嫌悪のスパイラルと、そこから抜け出した方法をお話します。

育児・子育てでは周囲の気遣いやその言葉がとても厳しく感じる!

私の住んでいる所は、とても人口が少なくそういった小さな村で子育て・育児をしています。

都会と比較した話をよく聞くのですが、やはり人と人との距離感が近いと感じます。

赤ちゃんを連れて歩いていると、いろんな人から声をかけられます。

この前、真夏の暑い日に赤ちゃんを抱っこして、スーパーに入ろうとしたところ、あまり見かけないおばさんが、「中はクーラーが効きすぎて寒いから、これを着せなさい!」と、自分のショールを貸してくれました。

このような環境では当然ながら、その他にもいろんな人から様々なことを言われます。

助けられることもありますが、反対に少し憂鬱な気持ちになることもあります。

その人には悪いのですが、「余計なお節介だなぁ・・」と胸の中でポツポツ、愚痴ってしまうこともちょくちょくあります。

そんな中でも、不安にさせられる言葉!
ほんとうによく言われるのですが、「かわいそうに・・」です。

心配になっているあまり、「あら、泣いちゃって、かわいそうに・・。お腹すかせているんじゃないの?」

「こんなに痩せちゃって、かわいそうに・・。どこか身体の具合が悪いんじゃないの?」

「ちょっと着せすぎじゃないの?かわいそうに・・。暑そうじゃない?」

などなど。

一人目の子どもを育てている中で、手探りしながら、自分なりに一生懸命がんばっています。

それなのに「かわいそうに・・」と言われると、自分自身が落ち込むとともに、なんだか赤ちゃんにひどいことをしているようで、すごく不安になってきますね。

ときには胸にグサッっと突き刺さる思いで、そこから抜け出せなくなってしまいますね。

やまない自己不信!私が赤ちゃんをダメにしてる?!

私の場合は母乳で子育てをしていたのですが、初めの頃は、なかなか赤ちゃんの体重が増えませんでした。

それでも息子はよく飲み、元気でしたので、私も夫も安心していました。

いつか体重も増え、「ぐ〜んと大きく伸びる時期が来るんだろなぁ〜」と、ゆったりと、のんびり構えていました。

お医者さんからもアドバイスをもらいつつ、母乳で育てていたある日のことでした。

夫の家族から、驚きの電話がかかってきました。

夫が息子の写真をメールで送信していたらしく、その姿を見て、「痩せすぎ!」との電話があり、びっくりしてしまいました。

義母からは、「ミルク代がないんだったら送るから!」と、頼んでもいないのにお金の話がありました。

後で知ったのですが、義姉は、「直接ミルクを家まで届けてあげようか!」と、近所に住んでいるので、薬局でミルクを買って、我が家へ届けてあげようとの話だったようです。

とにかく、「かわいそうに…、かわいそうに…」と言われ続けられた毎日でした。

あるとき、「あなたが母乳を与え続けることは自己満足でしかないのよ。大きくなってないじゃないの? どうして赤ちゃんのことを考えてあげないの?!健康な身体で産まれてきたのに!」

伝えたいことをはっきり言う家族だったので、かなりストレートにズバッと言われました。

そうしているうちに、段々と自信がなくなっていき、「私は、赤ちゃんをダメにしてるのかな?!」と、精神的に追い詰められていくようになりました。

「実際に母乳が出ているのかなぁ」と心配になったり、母乳をあげた時間を秒単位まで記録したり、赤ちゃんの体重を毎日何度も測ったりするような日々でした。

産まれた直後の「ああ、かわいい~」「楽しいなぁ~」の気持ちが、いつの間にか吹っ飛んでしまい、義務的に仕事をしているようで、毎日がとてもつらい気持ちでしたね。

赤ちゃんが泣くと、なぜか非難されているように思えて、「あぁもう、ダメだ・・・」と落ち込んでいましたね。

結局、夫もだんだん不安になり、「ミルクもたくさんもらったことだし、少し飲ませてみたらどうかな?!」と言われ、母乳を与えてあとに、朝晩50ml だけ与えることにしました。

忘れていた私の悩み

4ヶ月ほどミルクを与えていたある日のこと、夫の家族が我が家にやって来ました。

義母から何を言われるのかと、ビクビクしていたのですが赤ちゃんを見るや、「わぁ~、大きくなったね!」

その言葉に驚いて、何も言えませんでした。

とりあえず「かわいそうに…」の猛攻が収まり、ホッとしたことを今でも覚えています。

それから冷静に物事を考えられるようになり、「大きくなったんなら、もういいや」と、ミルクを与えることをやめました。

息子はすくすくと育ち、誰がどうみても健康そのものでした。

ありがたい気持ちでいっぱいですね!

さて、ここで私が感じたのは、「あれ? あれだけ言われて、こっちも一生懸命がんばったのに、誰も褒めてくれないんだぁ~」ということでした。

褒めるどころか、あのミルク騒動は無かったことのように、もうみんな忘れてしまっているんですね。

「意外と無責任なもんだなぁ~」と、拍子抜けしたのを思い出しますね。

こうして自己嫌悪のスパイラルに陥る!

たいていの場合、自分の体験や知識を元に、物事を判断することが多いようです。

育児・子育てに関しては、ママ同士を始め、女性間で意見を交わすことが多いためか、どうしても感情的になってしまうようです。

「これは絶対こうなのよ!」と決めつけてしまうため、その他のやり方・仕方を受け付けません。

言われた方も、ついつい感情的になり、お互いに受け入れることができず、自分自身も全否定された気持ちになってしまいます。

その挙句、必要以上にプレッシャーを感じてしまい、潰れていくんですね。

自分を責めて、また責めて、最終的には、自己嫌悪に陥ってしまうんですね。

でも、ちょっと待って!

他人にとって「良かれ!」と思っても、自分にとっては「良かれ!」とは限りません。

育児・子育て中の自己嫌悪!上手く切り抜けた対処法

赤ちゃんにたくさん触れてあげる

心身ともに追い詰められた私は、子育ての基本に立ち返ることとしました。
それは‘赤ちゃんをたくさん見ること!触れてあげること!’を徹底しました。

頭や胸、背中をゆっくりと撫でながら、「さぁ~、どうしたらいいかなぁ~」と、たくさん話しかけてみました。

そして周りの方からの声やアドバイスは、自分にとって「心地いい♪」と感じるものを選択し、「こうあるべきだ!」といった固定概念にとらわれないようにしましたね。

実際、赤ちゃんに一番近いのは自分自身なのですから・・・

触れてあげて、感じてあげられるのは、自分しかいないですからね。

そうしているうちに、赤ちゃんが求めている「心地良さ」が、何なんだろうかということが、少しずつ分かってきましたよ。

繰り返していると、少しずつですが、親子ともにリラックスした信頼関係が生まれてきましたね。

眠りの質を高める!

睡眠が足りていないことも、自己嫌悪のスパイラルを悪化させる要因となっていました。

いつもだるくて、頭がぼんやり、なんだか、ふと悲しくなったりと、心身ともに疲れてしまう。

十分な睡眠を取ろうとしても、夜の授乳があったりして、6時間ぶっ通しで、ぐっすり眠るのは無理ですね。

そこで、短時間でもよく眠れるよう、眠る前に足湯をすることにしました。

45℃くらいの熱めのお湯に、足首まで浸して、5分くらい温めていましたよ。

そのあと、そのままベッドに入るのです。

すると、不思議にもスーッと深く眠れるようになり、途切れ途切れの睡眠であっても、たいがい朝にはスッキリとした目覚めで、身体が早く回復するようになりまし

まとめ

どうやったって、日々の中で赤ちゃんは育っています。

もちろん、最善の方法を尽くしてあげたいのが、母親の心情ですね。

そのように赤ちゃんのことを思っているだけでも、十分な愛情を注いでいると感じます。

焦りや不安を抱えて、赤ちゃんから背を向けてしまうくらいなら、前向きに赤ちゃんと接しながら、自分の直感で突き進めてしまった方がいいですよ。

私の経験から、そう思いますよ。

たとえそれが他の誰かから避難されても、自信をもって・・・

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