初めて出産を経験し、育児・子育てをしています。
分からないことが多く、心身ともにヘトヘトに疲れ、不安だけが大きく積もります。
私は病院に勤めているのですが、母乳での育児を決めたことも、要因の一つになっています。
初めのうちは、なかなか軌道に乗れず、本当に苦労しましたね。
そのような状況の中、過食を招いてしまいました。
我が子が産まれて間もない頃は、四六時中、授乳していたので、とにかく、お腹が空いていましたね。
また、眠れないストレスや育児の不安から、一瞬でも落ち着きたい気持ちでしたね。
その簡単な解消方法は、「とにかく食べる!」ということでした。
実際に招いた過食から脱した方法を、私の経験を交えてお話ししますね。
初めての育児!不安から招いた過食状態!
どちらかといえば、都会ではなく、田舎に近い街で育児・子育てをしています。
夫、我が子の3人暮らし。
右も左も分からない中で、育児・子育ては不安な毎日でした。
母乳での育児を決めたものの、最初の頃は、何故か母乳がなかなか出ず、息子の体重もほとんど増えませんでした。
そのような状況だったため、夫の家族から母乳での育児を反対され、かなりのストレスを感じていましたね。
元来、イライラし始めると、食することで、ストレスを解消する傾向があり、授乳を始めた頃は、それが更にひどくなっていましたね。
妊娠前より、体重がも8 kgも増えており、「これはマズイ!」と思いつつ、どうやって体重を元に戻せるのか、とても不安でした。
そして、不安になればなるほど、食べることに走ってしまう毎日でしたね。
そんな中、私を救ってくれたのが、夫の家族が奨めてくれたものや、ママ友が実践で教えてくれたものでした。
3つのお助けアイテムが過食を救う!
お助けアイテムNo.1〔ドライフルーツのコンポート〕
とにかくなにか甘いものを食べたい!
だけど授乳中なので、チョコレートやケーキはダメですね。
そこで、大活躍したのが、ドライフルーツのコンポートでした。
まずは、作り方を説明しますね。
材料
・ドライフルーツ(ピーチ、プルーン、洋梨など好きなもの)
・水
・蜂蜜、あるいは砂糖
作り方
・ドライフルーツを鍋に入れ、水をたっぷり注ぐ。
・火にかけて沸騰したら、蜂蜜あるいは砂糖を入れる。
・その後、弱火にしてコトコトと煮る。
・フルーツが柔らかくなったら火を止める。
・そのままの状態で、冷めるまでフタをして置いておく。
※保存方法は、フルーツ及び蜜をタッパーなどに入れ、冷蔵庫で冷やす。
最近では、スーパーなどでドライフルーツが安価に入手できるので、甘くコンポートに調理しておくのはいかがでしょう。
義母がドライピーチを届けてくれて、産後の間もない頃は、お腹が空いたときに、とても助かりました。
ちなみに、コンポートは便秘にも良いみたいですよ。
義母は、「ドライピーチと大量の水を、砂糖で長い時間煮て、作ってきた」と言っていました。
「蜜ごと全部食べるのよ!」と言って、お皿いっぱいに盛り付けてくれました。
「こんなに大きいの!」
水気を吸って、ドライピーチが巨大になり、相当な食べ応えに驚きましたね。
まるで、ダシをたっぷり吸って、2日くらい経った、おでんのがんもどきのようでしたね(笑)
我が家では、ドライピーチやプルーン、洋梨やアンズなど、お店で売っている色々なドライフルーツを使い、蜂蜜で煮て、コンポートにし、冷蔵庫に作り置きしていましたよ。
「なんかイライラしてきたなぁ~」と感じたら、すぐに冷蔵庫からサッと取り出して、かぶりついてましたね。
意外とイライラ感が治まりましたよ(笑)
さらには嬉しいことに、便秘が治るといった効果がありました。
お助けアイテムNo.2〔サワードリンク〕
授乳をしてるときは、お酒が飲めないですよね。
そんなときに解消してくれたのが、サワードリンクでした。
こちらもドライフルーツを使用したものですが、私自身、とても気に入ったので、一応、作り方を説明しますね。
材料
・ドライフルーツ(ピーチ、マンゴー、アンズなど香りの強いもの)
・酢(リンゴ酢などがおすすめ) ※ドライフルーツと同量
・蜂蜜 ※ドライフルーツと同量
作り方
・ドライフルーツをスライスする。
・消毒したビンにドライフルーツ、酢、蜂蜜の全てを入れる。
・冷暗所に1〜2週間ほど放置しておく。
(※蜂蜜が酢に溶けて、混ざり合ったら完成)
※保存方法は、ビンのまま冷蔵庫で冷やす。
飲み方
・できあがった原液をスプーン1杯分コップに入れる。
・ソーダで割る(※薄いようなら原液を足す)
昔はよく、ダイエットをするには、‘食前に酸っぱいアメをなめる’といった通説がありました。
酸味のあるものを食べることで、‘食欲が抑えられる’と言うことですね。
アメをなめる以外に、レモンをかじったり、ヨーグルトを食べたり、いろいろな方法があるのですが、
その中でも気にいったのは、このドリンクでした。
ソーダの効果で、「お酒を飲みたい!」といった欲求が満たされ、お酢の効果で、徐々に身体の疲れが取れていきました。
一日に、だいたい1〜2杯は飲みますが、飲まなかった日に比べて、身体の調子が良いですね♪
お助けアイテムNo.3〔白米のご飯〕
過食の状態が続くと、目に付く食べ物を、なんでもいいので、食べたくなってしまいます。
そんなとき、白米のご飯を炊いて、いつでも「ご飯がある!」状態を作りました。
「あぁ~、なにか食べたいなぁ」と思ったら、すぐにご飯を食べていましたね。
その際、よく噛んで、ゆっくり食べるようにしていました。
これでひとまず、衝動は落ち着き、チョコレートなどの甘いお菓子に、手を伸ばすことが減りました。
まとめ
授乳中にお腹が空いたとき、実践した食べ物、そしてその食べ方を説明しました。
なによりも過食状態は、ストレスや不安を感じると、衝動的にやってきます。
あまり深く考え過ぎず、「まぁ、今日くらいは、ちょっとだけチョコを食べよう~」と、そのくらいゆったりした気持ちでいる方が、感情も爆発することもなく、上手くいきますね。
罪悪感や不安に強いられるのではなく、大雑把でもいいので、明るくリラックスしていれば、自分自身も楽だし、赤ちゃんにもよい影響を与えますよね。